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美術手帖 2017年11月号 1061 GENDER IS OVER!?

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特集
GENDER IS OVER!?
性をめぐるアートと想像力

現代を生きる私たちは、性に関する思い込みから、
どれだけ自由でいられるだろうか?
近年LGBTという言葉が広く知られるようになり、
女性や性的マイノリティに関する施策を進める企業も増えてきた。
いっぽうで世界各地での保守主義の台頭や、
SNS上での性差にまつわるトピックの炎上も目立つ。
そんないまこそ、アートをとおして、
ジェンダーやセクシュアリティについて改めて考えてみたい。
固定的なジェンダー規範には別れを告げながら、
いっぽうで「ジェンダー論なんてもう古いんじゃない?」という声には、
「本当にそうかな?」と疑問を投げかける。
私たちの性に関する考えを、揺るがし、広げ、ときに脅かし、
勇気づけてくれる、そんなアーティストたちの作品や表現を紹介する。

SPECIAL FEATURE
GENDER IS OVER!?
性をめぐるアートと想像力

PART1 アーティストの表現と実践に迫る
Gender and Sexuality in Art Now!
ジェンダーを揺さぶるアートの最前線
アニー・スプリンクル・アンド・ベス・スティーブンス/
ヘルナン・バス/ゲッラ・デ・ラ・パス/ケント・モンクマン/
サム・テイラー・ジョンソン/アドリアナ・ミノリーティ/
ポーリン・ボードリ/レナーテ・ロレンツ/エルムグリーン&ドラッグセット/
遠藤麻衣/レン・ハン/ブカ・ワルン/ユキ・キハラ

アーティスト・インタビュー
アニカ・イ
サイモン・フジワラ
ミヤギフトシ
サエボーグ
森栄喜
カシャ・フダコウスキ

最新展覧会&美術館レポート
「光・合作用──アジアのLGBTQと現代美術」展
「クィア・ブリティッシュ・アート1861-1967」展
「ゲイ美術館*」キュレーター ビルギッド・ボゾルト インタビュー

鼎談:会田誠×柴田英里×白田秀彰
アートとポルノ 性に関する表現を巡って

PART2 歴史と理論をより深く知る
フェミニズム+クィア・アート史入門
1.フェミニズムとアート 岡部あおみ=文
2.クィア理論とアート 松井みどり=文

対談:笠原美智子×小勝禮子
美術館とジェンダーをめぐる30年の戦い

コラム1:白でもなく、黒でもなく 蘆田裕史=文
コラム2:まだ-ここにないクィアネス:
ホセ・E・ムニョスが読むフェリックス・ゴンザレス=トレス
井芹真紀子=文
コラム3:なぜ女性の偉大な戦争画家がいなかったのか
──谷口富美枝の場合 北原恵=文
コラム4:未確定な「私」の物語:
ニュー・クィア・シネマと実験映像 松井みどり=文

論考:ロシア現代美術におけるフェミニズムとLGBT 鴻野わか菜=文
論考:アートは性に対してリベラルか?
──アートワールドの社会学 竹田恵子=文

SPECIAL FEATURE
奈良美智
飛生での森づくりと制作
天野太郎=聞き手・文

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